19
2015

冬の晴れ間に

CATEGORYスナップ
こういった場所で生活していると、カメラは手袋を着けたまま操作出来るかどうかで選ぶようになります。

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LEICA M-E/SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.


雪が多い場所では、スコップによる除雪作業のことを“雪かき”ではなく”雪掘り”と言います。そして、掘らなければならないような場所では普通、除雪機を使って雪を”飛ばし”ます。私の住んでいる町の除雪システムは、おそらく世界的に見てもトップクラスを誇っていると思います。除雪機を動かすオペレーターの技術もそうですが、雪を堆積させておく場所と投げ捨てる河川があるから、私たちは一晩の内に60cmの積雪があっても生活出来るのです。

大いなる自然に逆らうことは出来ません。共存という僅かな望みと畏敬の念を胸に抱いて、冬の晴れ間にスナップをしに出掛けました。



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Nikon D800/VR Micro Nikkor 105mm F2.8G



これは雲の上にお城を建てに行くためのスノーダンプとハシゴです。このような地域の特色を捉えるには望遠レンズの引き寄せ効果が役に立ちます。旅行で出掛ける際には広角レンズばかりではなく、手持ち撮影が出来る望遠レンズを鞄の中に入れておくと良いかもしれません。



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Nikon D800/VR Micro Nikkor 105mm F2.8G




何かのジョークなのではないかと思うくらいに積もっている雪の壁は、圧縮効果を活かすことでスケールを印象的に伝えることが出来ます。高倍率ズームも良いかもしれませんが、遠景をシャープに捉えるためには単焦点レンズを使うのがベターです。



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LEICA M-E/SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.



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LEICA M-E/SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.



セーターを着込んで手袋を着け、顔には保湿クリームを塗りたくっていないと泣きたくなってくるような環境で写真を撮るのは馬鹿げていることですが、マジックアワーの空が見せる表情は心癒やされるものがあります。

美しい光景を美しいままに捉えるためには心のゆとりが必要です。指がかじかんでしまっては露出補正どころではありません。手袋は重要なのです。

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