09
2014

【レビュー】COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PII 【Part3】

CATEGORYレンズ
パンフォーカススナップ向きのレンズは、何も迷うことなく光景に向かってシャッターを切ることができる”鍵”になります。COLOR SKOPARという小さな鍵なら、どこにでも持って出掛けられます。

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LEICA M-E/Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PII


遠景を撮影する場合や、遠くの被写体を撮影するとき、普通であればそれらにピントを合わせるようにフォーカスリングを回すでしょう。一眼レフであればピントの山を探し、レンジファインダーカメラであれば二重像を合致させることになりますが、けっきょくどこに合焦させるのが正解なのか迷うことはありませんか?

先端なのか、それとも真ん中なのか、手前なのか…。迷っている間にシーンは刻々と変化し、登場人物は舞台から降りて行ってしまいました。



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COSINA Zeiss Ikon/Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PII/XP2 SUPER


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COSINA Zeiss Ikon/Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PII/HP5 PLUS + YA2


そんな迷っている暇がないとき、パンフォーカスという手法は非常に有効な手立てになります。瞬時に捉える未来的なAFと同じくらい役に立ちます。

二重像を合わせるのではなく、距離指標を目印にしてピント位置を決めます。そのため、ファインダーを覗くと二重像がずれているので精神衛生上よろしくありませんが、このレンズはそっちの方がシャープな写真になるので目を瞑ります。



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COSINA Zeiss Ikon/Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PII/HP5 PLUS + YA2



このレンズは逆光時に色が緑に転ぶことがあります。
安いカラーネガで撮るとカラーバランスが大きく崩れるのでよく分かりますが、R-D1とM-Eでは気づきにくいかもしれません。


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COSINA Zeiss Ikon/Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PII/XP2 SUPER


個人的には、デジタルよりもフィルムのレンジファインダーに付けて、より薄い状態で使いたいところです(デジタルのMマウントカメラは厚みがあります)。

f/11まで絞って撮影するにはISO400程度のフィルムが使いやすいのですが、カラーバランスの安定した高感度カラーフィルムは値段が高いので、私はモノクロフィルムを使っています。自分でスキャンしているので、カラーフィルムより調整が簡単だというのもあります。


フィルムでもデジタルでも、光景をさっと撮る人にとっては使いやすいレンズかもしれません。値段も手頃なので、いちいち保護フィルターを付けたり、傷が付かないように羅紗で包む必要もないので、カメラバッグから引っ張り出すのも容易です。

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