--
--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
30
2014

私とカメラと稲と

CATEGORYスナップ
秋は収穫の季節です。朝日が黄金色の田んぼを輝かせ、最高の稲刈り日和であることを告げます。
え、稲刈り? 撮影じゃなくて…?

XL1000124.jpg
LEICA M-E/Voigtlander ULTRON 28mm F2
 

私は親戚の家の稲刈りの手伝いをしていました。稲を撮っていたのではなくて、稲を刈っていたのです。稲刈りの写真を撮る人はたくさんいても、稲刈りをしながら写真を撮る人はそう多くはないと思います。

当然、二足のわらじでは上手くいきません。カメラと鎌のどっちを構えればいいのか分からなくなってきます。どちらも切る道具ですから、1回くらい間違えても大丈夫かもしれませんけど。



XCZI217.jpg
COSINA Zeiss Ikon/Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PII/NEOPAN 100 ACROS + YA2


XL1000205.jpg
LEICA M-E/Voigtlander ULTRON 28mm F2


しかし、稲を鎌で刈るなんて何年ぶりのことだったのでしょう(あえて”何十年”とは言いません)。確か小学校高学年の頃に稲作体験を授業の一環でやったことがありました。”昔取った杵柄”と言うほど従事してはいませんでしたが、それでも身体は覚えていました。主に、葉っぱで首や腕が痛痒くなることを、ですが…。

子どもの頃の経験は、頭で考えているよりもずっと私たちの身体や心を動かしているようです。三つ子の魂百まで。そんなことを実感するようになるなんて、私も焼きが回ってきたのでしょうか…。



XL1000222.jpg
LEICA M-E/Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PII + YA2


XL1000263.jpg
LEICA M-E/Voigtlander ULTRON 28mm F2


普通、稲はコンバインで刈ります。ここの家では、種籾用の稲は手で刈って稲木に吊して乾燥させていました。私の地域ではこれを”はさがけ”とか”はせがけ”と言い、この時期になると田んぼの脇や農家の小屋の近くでよく見かけます。



XL1000357.jpg
LEICA M-E/Voigtlander HELIAR classic 50mm F2


稲刈りが終わると、田んぼは途端に静かになります。雪が降り積もるまでの間、落ち穂を食みに鳥が飛んできたり、冬眠するために蛙や蛇が畦に穴を掘ったりするのでしょう。そのうち、鼻が痛くなるほどに冷え込む放射冷却の朝が訪れるようになり、この町は冬へと向かっていきます。

 
スポンサーサイト

2 Comments

ぜいぜい  

黄金色の海ですね~
4枚目のラインな感じと、6枚目のぬかるみに写る淡い夕日の写真が好きです。

2014/10/01 (Wed) 10:08 | EDIT | REPLY |   

しゃるる  

>ぜいぜいさん

コメントありがとうございます。
稲刈りはいい経験になりました。

2014/10/03 (Fri) 07:46 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。