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2014

日陰のスローシンクロ

真俯瞰の写真は何度か撮ってきましたが、これからはエクスプローラー三脚を使いたいと思います。もう、片手で震えることもありません。

XDSC_5134.jpg
Nikon D800/VR Micro Nikkor 105mm F2.8G


庭に咲く小さく可憐な花を撮るのに、どうしてこんなに奇怪な三脚を使わなければならないのでしょうか? 撮影の際に本当に馬鹿らしいことを何度もやってきていますが、私を含め多くのカメラマンは撮影のセッティングが写真に写ってしまうことを避けているので、そういうことは誰も気づきません。

機材だけではありません。シャッターを切るときに撮影者がどんな間抜けな顔をしていたとしても、正面に鏡がない限りは、そういうことには誰も気づきません。気づかないでいた方が幸せなことがありますものね。自分の話です。



MXIMG_0526.jpg



三脚を使っているので、手が自由になります。頭をかいたりしてもいいですが、せっかくなので空いた手でスピードライトを持ってライティングしました。
この場所は日陰でとても立体感に乏しい写真になってしまうので、サイドから小さいソフトボックスで光を当てて陰影を”足し”ました。シャッター速度を遅くして(1/10秒)環境光の影響が出るようにし、影の強さをコントロールしています。


ちなみに、シャッター速度が速い(1/200秒)と...

XDSC_5132.jpg



こんな写真は誰も撮りたくないですよね? これはフラッシュに原因があるのではなく、フラッシュ光と環境光のミックスの比率、ひいてはシャッター速度に問題があります。


シャッター速度を遅くして環境光の影響を大きくし、フラッシュによる露光を控えめにコントロールすれば、多くの場合、こういったフィルライトのテクニックは上手くいきます。もともと陰影が破綻していなかったのですから、わざわざそれをフラッシュで弾けさせる必要はありません。

ほんの少しだけ、そっと添えるだけ。フラッシュを使ったことが気づかれなくていいんです。むしろ、気づかれない方がいいくらいです。気づかれたくないことは山ほどあります。

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