29
2014

今年の桜写真を、反省

CATEGORYスナップ
春は憂鬱です。桜という誰もが撮影する被写体が日本中に溢れ返り、それをどう撮るかで写真撮影の技量がいとも簡単に計られてしまうかのような、そんな感覚に陥るからです。はぁ…。

XEPSN2913.jpg
EPSON R-D1x/Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PII



ブログを書き始めて1年経ったというのに、ため息をついていてはいけません。私はほぼ毎年桜を撮っていますが、たいてい失敗しています。もうこんなものを撮らなくてもいいんじゃないかと何度も思いましたが、その度に日本人のDNAがそれを拒みます。日本人は桜に対して特別な感情を抱き過ぎじゃないですか?


XDSC_4768.jpg
Nikon D800/SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM



桜を撮るときでも女の子を撮るときでも、真っ先に考えなければならないのは光です。

1枚目と2枚目は順光で、それぞれ晴れと高曇りの正午頃に撮影しました。1枚目は陰影が強く出てコントラストが高く、2枚目は低くなっていますが、これは言うまでもなく光源の大きさが影響しています。写真をよく撮る人は2枚目の光の条件を好むかもしれませんが、これはクローズアップ撮影のときに最も有効だと思います。余計な影やホットスポットができず、花のディティールがよく分かる写真になるからです。

1枚目の天気は多くの人が撮影日和だと言って喜ぶコンディションですが、ヒストグラムの山は両極端になって睨み合ってしまうかもしれません。こういう条件では被写体の全体像を捉える方が無難と言えるでしょう。偏光フィルターを使うのは、こういうときがふさわしいです。


XDSC_5017.jpg
Nikon D800/DC-Nikkor 135mm f/2D


晴天時は逆光での撮影も有効だと思います。陰に入っている被写体には影ができませんから、被写体のクローズアップにも適しています。しかも光を通すような薄い花びらや葉は、逆光だと鮮やかに写るので画面内でも目立ってくれます。
日中よりも、太陽が低い位置にあるときの逆光の方がいい結果になりやすいと思います。


XDSC_5049.jpg
Nikon D800/DC-Nikkor 135mm f/2D


ソフトフォーカスの効果を楽しむのもいいと思いますが、慣れないことをするとあまりいい結果にはなりません。
日本人の心に沿うような桜の写真が撮れるようになるまで、私の修行は続きます。はぁ...。

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