08
2013

シリアスなライティング

CATEGORY男性
緑がかった色合いと強い陰影で、これから何か良くないことが起きそうな予感を演出しました。背後から被写体の輪郭を浮かび上がらせている光は紫色をしていて、犯罪組織のアジトかホラーハウスのような危険さを感じます。

in the horror house
Nikon D800/Nikkor 16-35mm F4G ED VR


この写真のメインライトはシュートスルーアンブレラで、グリーンのフィルターを付けたSB-910が1灯発光しています。グリーンのフィルターはフラッシュの光を蛍光灯と同じ色にするために用意されていますが、今回は自然光が差し込む室内を不気味な雰囲気にするために使いました。


グリーンがかった光で照らされた被写体の色をニュートラルに近づけるためには、WBのパラメーターを調整してマゼンタ寄りに補正する必要があります。色温度において青とオレンジ色がそうであるように、緑と紫は色のバランスのシーソーに乗っているのです。


被写体の後ろでは、PF20XDが単体で発光しています。この小型フラッシュはスレーブ機能を持っていて、i-TTL調光時であっても正確にシンクロする優れものです。PF20XDには専用のカラーフィルターがないので、白色光でしか発光できません。今回の写真で紫色の光を放っているのは、フラッシュにジェルを付けたからではなく、WBをマゼンタ側に調整したからです。


この写真で緑色をしている領域はSB-910によって、紫色をしている部分はPF20XDか外の自然光によって露光されていることが分かります。フラッシュにグリーンのフィルターを付けた理由と結果は以上です。

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