18
2013

WBを理解して水中の青さを写真に残す

CATEGORYスナップ
水族館での撮影は、2つの点で難しいと思います。

1.暗い
2.色温度ががよく分からない

aquamarine
EPSON R-D1x/Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PII
最近はエントリーモデルのDSLRでも高感度のノイズが少なくなってきたので、暗い場所なら感度を上げて対処するのが一般的になってきました。絞りを開けば暗い場所でもシャッターは速くなりますが、ピントの合った範囲の狭い(というよりピントの合っていない)ボケた写真になりやすいので注意が必要です。


水族館ではどんなWBにしておけばいいでしょうか。
残念ながら”こうしておけば問題ない”というものはありません。なぜなら、館内はさまざまな色の光がミックスされている状況がほとんどだからです。水槽内を照らす照明、水槽の壁に反射した光、廊下の照明…非常に複雑で一様ではありません。同じ水族館でも、展示内容によって全く違うこともあります。

オートWBは無難かもしれません。が、それはつまらない写真になる可能性も秘めています。自分がカメラを向けた場所の光の状態を知り、自分が求めている光の結果へと導く努力をしましょう。


今回の水槽は上から蛍光灯のような光源で照らされているので、マゼンタ側にWBを補正しないと黄緑がかった写真になります。マゼンタ側への補正というのはWBの蛍光灯オートで行っている処理です。さらにブルーとアクアマリンの色を出したかったので、WBはRAW現像の際に3600K程度にしました。これで写真は青っぽくなります。

黄緑色では何だか不健康的でこの水槽の魅力が伝わりそうにありません。もっと印象的な色にしてみたいと私は思い、WBを調整して青紫側へとシフトさせました。


清々しい海の色、夏の思い出にふさわしい青色を写真に残せたと思います。

スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment