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2013

R-D1xと散歩

CATEGORYカメラ
今更このカメラに手を出そうとしているのですか? いいと思います。

hokora
EPSON R-D1x/Voigtlander ULTRON 28mm F2


昨今のミラーレスブームで、素晴らしい性能を持った小型一眼がたくさん市場に溢れています。単にMマウントレンズを使いたいのであれば、マウントアダプターのあるm4/3機やFUJIFILMのXシリーズなどで楽しめますし、動画も撮れます。

しかし、カメラマニアの思考は論理的ではありません。もっとも非合理的で非現実的で非効率的な選択肢へと引き寄せられます。まるで誘引灯に集まってくる夏の虫のようで、たとえその先に業火に焼かれる運命が待っていたとしてもその行為を正すことなど出来ません。本能的な衝動には逆らえないのです。

でもライカは物理的に無理。ええ、ならばEPSONのデジタルレンジファインダーカメラをどうぞ。便利さなどとは無関係の、デジタルでありながらアナログに拘っているという矛盾を抱えた、たった610万画素の、素晴らしいカメラです。

matsu_kumo
EPSON R-D1x/Voigtlander ULTRON 28mm F2

レンズの話もしましょう。

ULTRON28mmF2は、太陽をフレーミングするような逆光でもフレアが発生しにくく、ゴーストも控えめなものしか出ない傾向があります。

メーカーの説明によれば、開放付近でのボケ味を追求したレンズのようです。私はたいてい絞って使うのでまだ実感は湧きませんが、f/5.6やf/8まで絞っていてもピントの合っている場所から柔らかくアウトフォーカスしていく感じが印象的なのは分かります。APS-Cでもまだ画角は広めなので、スナップや環境ポートレートに向いているかもしれません。ディストーションも少ないので、一眼レフ用レンズのように歪み補正をかける必要もないのは、さすがレンジファインダーカメラ用レンズといったところでしょうか。

全体的に倍率色収差は発生しにくくパープルフリンジもあまり見られませんが、周辺部は画質が低下する印象があるので、シャープさを追求するならメインの被写体は中心付近にフレーミングすることになりそうです。

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