12
2013

HDR(ハーフNDフィルター・ダイナミックレンジ)

CATEGORYスナップ
この写真で重要なのは、空の色が写っていることです。

dasy@country road
Nikon D800/Nikkor 16-35mm F4G ED VR


以前にも似たようなことを書いていますね。何度でも書きます。少し大げさですが、空の色がちゃんと写っていることほど、私が求めてやまないことはありません。青空や夕空を撮って真っ白になり、がっかりしたことのある人は多いと思います。そのときの私たちの中で空の色がとても重要な意味を持っているのですから、それが写らなくて残念に思うのは仕方のないことです。

空の色が素敵だったから写真を撮りました。空が真っ白になっていたら、目も当てられません。

今回はハーフNDフィルターを使用しました。私は広角ズームレンズを頻繁に使うので、境界部分がぼかされているソフトタイプの方が扱いやすいと感じます。70-200や70-300を使うのであれば、ハードタイプを優先して揃えるのがいいでしょう。

合計で2枚のハーフNDフィルターを使い、シャッタースピードで5段分の減光を施しました。

この写真は1/100秒のシャッターで露光されていますが、フィルターの効果がある空の部分は1/3200秒で露光したときと同等の暗さになっていると言えます。
(それでも雲の一部は白飛びしています。空がいかに明るい被写体であるかが分かるかと思います)


空の青と、花の白と黄色、緑。全ての色彩が適正露出になっているので、写真の見た目も華やかになりました。


私はLEEフィルターシステムを使っているので、口径の大きい広角レンズでもケラレが発生しません(ホルダーの組み方によっては超広角域でホルダーの影が写ることがあります)。


今回のような撮影では、ニコンのデジタルカメラの機能”Dライティング”や”アクティブDライティング”は使用しません。なぜなら、これらの機能は階調を整える過程でコントラストを低下させるからです。

ソフトな印象の写真にするときは使うこともありますが、わざわざフィルターを使って雲のディティールを出したのですから、低コントラストにしてそれを曖昧にしてしまうことは避けたいと考えました。


輝度差を小さくしているので、コントラストが高くてもアンダーやオーバーになる箇所が少なく済んでいます。その状態の写真にDライティングをかけるのは、現像で追い込むときくらいでしょう。

この写真のピクチャーコントロールは、ビビットの輪郭強調、コントラスト、彩度をそれぞれ-1したものを使っています。スタンダードよりずっと派手な写真になりますが、露出をよく考えなければ、単に黒潰れの多い写真になってしまいます。

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